今回は格安SIM導入の実施例を紹介する。
まず、導入前の状況は以下のとおりである。
ドコモ SH-01Fを去年購入
プラン タイプXiにねん 743円
SPモード 300円
Xiパケ・ホーダイライト 4700円
月々サポート -2100円
合計 3643円
これを格安SIM(今回はIIJmio)導入後は以下のようになる。
通話用ガラケー(昔のFOMAを流用)
プラン タイプXiにねん 743円
もちろん家族割で通話無料が使える
データ通信用(ドコモ SH-01Fをそのまま使用)
プラン IIJmio 2GBプラン 900円
SMS機能付帯料 140円
ユニバーサルサービス料 3円
合計 1043円
2台の合計 1786円
つまり、3643-1786=1857円も毎月お得になる計算である。
年間だと2万円以上もお得に。これはバカにできない!
その代り、この方法では2台持ちとドコモメールの廃止が前提だ。
電話もあまりしないし、LINEで通話もできる。メールもGmailで十分だ。
では、具体的に説明しよう。
1. AmazonなどでIIJmioウェルカムパックを購入する
注意点が2つある。
1つ目はSMS対応版を選ぶこと。
その理由は、SMS非対応版だと使用するスマホやタブレットによってセルスタンバイ問題が発生する。これはアンテナの表示がおかしくなったり、電池の消耗が激しくなる不具合である。SMS対応版を選べば不具合はないので、ここはケチらない方が良い。
2つ目はSIMカードのサイズだ。
SIMカードには、標準、Micro, Nanoの三種類がある。そのため、自分が使用したいスマホのSIMカードに合ったものを購入しよう。メーカーのホームページの仕様を見れば必ず記載されているのでチェックしよう。
2. WEBで申込みをする
SIMカードが届いたらIIJのサイトで使用者の登録、プランの選択、支払方法の登録が必要となる。アカウントを作成して、氏名、住所、クレジットカード番号を正しく記載しよう。契約変更や解約もそこで行うので、アカウント名とパスワードは忘れないように保管しておこう。
3. 設定方法
パッケージを開封してSIMをスマホに入れる。必ずスマホの電源を切ってSIMカードを入れ替えよう。そして電源を入れ、SIMカードの説明書に書いてある通り、アクセスポイントの設定を行う。設定→無線とネットワーク→その他→モバイルネットワーク→アクセスポイント名をタッチする。機種によって表示が少し異なるが、大体同じだ。続いて以下のように設定しよう。
名前:任意の名前を入力する(例:IIJmio)
APN:「iijmio.jp」と入力
ユーザー名:「mio@iij」と入力
パスワード:「iij」と入力
認証タイプ:「PAPまたはCHAP」を選ぶ
入力したら戻るを押す。
これで接続されるはずだ。もし繋がらなければ再起動してみよう。それでもダメな場合は契約ができていないか入力ミスが疑われるので確認しよう。
4. IIJmioのアプリを入れよう
使用できるデータ量を確認したり、高速通信、低速通信を切り替えるアプリが無料で公開されているのでインストールしよう。
5. ドコモショップに行って通話以外のプランを解約する
無事IIJで通信できたらドコモのパケホーダイを解約しても問題ない。ドコモショップにいって解約しよう。ただし、家族間無料は残したいのでタイプXiにねんだけ残そう。恐らく店員には、月々サポートがなくなりますよ、ドコモメールが使えなくなりますよ、と脅されるが「いりません」とはっきり伝えよう。ついでに要らないオプションも解約して、ドコモへの支払いを減らそう!
以上を行うと、月々の支払額は2台合わせて1786円になる。これは安い!
このように格安SIMをうまく使うことで、スマホの月額料金を大幅に安くすることができる。人それぞれ使い方に違いがあると思うが、基本は上記の流れでOKだ。以下にもいくつか例を載せる。
・通話をよく使い、データ通信は少ない人の場合
通話プランはあえてガラケーを使い、カケホーダイプラン(ケータイ)を契約しよう。月額2200円になる。それにデータ通信用に2GBプランを契約し1043円。トータル3243円となる。
・通話はあまりせず、データ通信の多い人の場合
通話はガラケーでドコモ安いプランのまま使用しよう。そうすると家族割が使える。FOMA契約の人は無料通話も残せる。そこに格安SIMの7GBプランを契約するIIJmioなら7GBでも2700円だ。通話が743円ならば合計3443円になる。
解約料を払っても数ヶ月で元が取れる。格安SIMを活用して賢く節約をしよう。参考になれば幸いである。
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